東岡崎駅は名鉄名古屋本線の特急停車駅で、1日利用客数は4万人に迫ります。JRの岡崎駅は街の外れにあるので、この東岡崎駅はまさに岡崎市街地を代表する駅と言えます。
名鉄は不動産や沿線開発を活発化させる方針をとっており、東岡崎駅はその重点的な投資対象として、南北に駅ビルが建設されることになっています。4月には南側に3階建ての駅ビルができ、現在は北側が工事中です。
先日岡崎の花火を見てきたのでそのついでに様子を見てきました。
まずは南側に完成した駅ビルです。3階建てでホームの跨線橋直結となっています。建物の名前は「SWING MALL」でジャズの街岡崎のスイングするようなリズム感をコンセプトとした建物です。
線路に沿って建設されているので敷地に合わせた細長い形状なのが特徴です。
1階の様子です。グッズや飲食店が入っています。入り口は南側の2か所です。エスカレーターは中央に1か所。
先ほど書いたように花火の日だったので大変な賑わいでした。浴衣の人が多くいます。
2階はグッズやドラッグストアが入っています。廊下の装飾が曲線を描いており、いい感じでリズムを演出していると感じました。
3階は飲食店が多いです。多くの利用客数を誇る駅としては少しコンパクトな商業施設に感じますが、本命となる北側の建物ができるためと思われます。
駅へはこの3階からアクセスします。
新駅ビルの詳細はこちらから。
こちらは北側旧駅ビルのバスターミナルです。頭から突っ込んで発車するときはバックで出ていく形式です。今時珍しいですが新ビルができれば見納めとなります。
この撮影地点も新ビルに取り込まれます。駅ビルは9階建て13000平米で、屋上テラスも設けられる見込み。大きくパワーアップします。
少し離れて見た様子です。古い駅ビル(岡ビル百貨店)は既に解体が進んでいます。完成は2029年と少し先ですが、楽しみですね。おそらく名鉄の商業施設「ミュープラット」になると思われます。
この後私は花火を楽しみました。本当に大勢の人が来ていたのが印象的でした。駅ビルの完成で東岡崎がさらに魅力的になり、花火の時もそうでないときも、人々を惹きつけるような存在になるといいですね。