錦三丁目25番街区計画は栄の一等地、栄広場に超高層複合ビルを建設する再開発です。新ビルは41階・211.7mの栄地区最高峰のランドマークとなります。用途は低層部商業、映画館、中層部オフィス、高層部にコンラッドホテルです。
2018年頃再開発構造が出され、2020年3月に超高層の案が判明。2021年にはコロナ禍ながら規模が拡大することが明らかになりました。2022年6月にはより詳細なパースなどが出され、翌月本格着工しました。
前回から1か月ぶりの取材です。
13階~15階を建方中です。ここから3階ずつの構築になりました。タワークレーンは大きく伸びて頂部が中日ビルの最高部に迫る高さまで来ています。21階まで建方対応可能と思われます。
高層部はかなり細く感じます。特に東西幅は45m程度しかなく、相当スレンダーな印象を与えます。南北幅は52m程度なのでこれはミッドランドスクエアとほぼ同じです。
それにしてもかなりの迫力になってきましたね。とはいえこれでまだ3分の1程度しかきていません。ここからさらに成長ペースが上がっていきます。
低層部は白い外壁も取り付け中です。高層に行くにつれてガラス面積が増える意匠です。
定点から。あっという間に躯体は目線の高さを超え、見上げるようになりました。ここは11階ですが、栄広場新ビルではおよそ7階に相当するような感じですね。低層部の商業と映画館はやはり階高が高いです。
地下街と接続する部分の工事も進められているのが見えます。新ビルの完成でクリスタル広場は全方向商業ビル接続になります。
先日、三菱地所からプレスリリースが出され、正式名称が「ザ・ランドマーク名古屋栄」に決まったとアナウンスがありました。名古屋で5番目の高さでもあり、新たなるランドマークとしての思いが込められているようです。
正直、微妙な名前になったなと思いました。どこにでもありそうな名前で、なんかマンションみたいな感じもします。やはり当初の「SAKAE FABRIC TOWER」がよかったです。
こちらからはあまり撮影しないので撮ってみました。L字の角地の雑居ビルを大きく超えて躯体が主張し始めています。
左側の部分に階数の半分ごとに鉄骨がついています。これは何のためかわかりません。特別避難階段とかでしょうか。
最後は定点から。既にランドマークとしての風格が出始めています。東京以外で唯一の建設中200mオーバーは伊達ではありません。
ちなみに三菱地所によると正式名称決定以外に特に新情報はありませんでした。テナント情報などはもう少し先のお楽しみですね。
錦三丁目25街区計画(栄広場再開発)は栄に革命を起こすプロジェクトです。2026年の完成予定です。楽しみですね。
コメント
『ランドマーク栄店』と勘違いしそうな名称ですね・・・