エニシオ名駅が完成し、運用開始しています。当ブログでは三井ビル北館の完成レポートもしていなかったので、両ビルの竣工を合わせて紹介します。
三井ビル北館は20階・99.75mで延床3万、エニシオ名駅は16階・79mで延床2万となっています。
三井ビル北館は2020年の開業でしたがコロナ禍に入ったばかりだったため、大々的なオープンは行われませんでした。そのため当ブログでもレポートしていませんでした。
エニシオ名駅は最近開業で、もうコロナの影響は小さくなっていますが、商業施設の規模が小さく、こちらも大々的なアナウンスはないものと思われます。
地下から見ていきます。三井ビル北館は地下ゾーンが「キタチカ」という名前でまとまっています。ビルの北側からも南側からも入れるようになっています。こちらは北側。
敷地面積が大きくないため、有効利用すべく少し複雑な形態になっています。店舗は数店程度です。名駅通側には地上との連絡動線があり光が差し込みます。
この複雑な形状に合わせてなのか、天井塗装や柱も幾何学的な形になっているのが印象的でした。
南側です。どっちかというとこちらがメイン動線みたいな感じです。この反対方向にはスパイラルタワーズがあり、さらに既存の三井本館、新館へとつながります。
オフィスエントランスです。コンパクトにまとまっています。エレベーターは低層と高層の2バンクです。
以上で三井ビルは終了です。地上店舗としてはよく目立つGUCCIの他、上フロアに数店舗入っています。
2棟の並びです。三井ビル北館は最近よく見る全面ガラス張りのスタイル、エニシオ名駅は白のフレームにランダムな大きさの窓がならぶ少し変わったデザインです。
それではエニシオ名駅の方を見ていきます。
地下入口です。こちらは北側から入れず南側のミヤコ地下街にしか入口がありません。この辺は閉鎖している店舗が多くあまり活気がなかったですね。
次はオフィスエントランスです。敷地が南北に長いため通り抜けできる通路が設けられ、一歩入ったところにエレベーターホールがあります。
間接照明を使った空間です。最近はこういうのが多いですね。
あまりエントランス感はないです。天井高も他の大規模ビルのエントランス周りと比べて低めになっています。
右に見えるテナントスペースは空きでした。早く入るといいですね。
最後はビル北側のポケットパークです。以前現場事務所があったスペースは都会の中の公園として整備されました。
奥にはドイツの家電メーカーmieleのショールームがテナントとして入っているのが見えます。
ということでレポートは以上です。名駅地区でまとまったオフィス供給となり、店舗により道行く人の賑わいも少し増えたかと思います。
最後に私としてはやっぱり一体開発してほしかった気持ちがあるので、再々開発で2100年までには一体化していることを願っています。
コメント
最後の一言から、管理人様の無念さが読み取れます。
当該ビルの近隣にある某大学に通っている者ですが、毎回ここのビルの前を通る度に、もっと大規模なビルが建ってたはずなのになぁと考えてしまいますね。
634が憎いです。
いや~このブログのコメント欄が承認制になった遠因のこの街区の開発もようやくひと段落ですか。感慨深い笑。
ま~2100年には街区一体のビルになってるかもですね、知らんけど笑