中日ドラゴンズの2軍移転の誘致合戦が過熱しています。今からおよそ1年前、尾頭橋の現2軍球場が老朽化に伴い移転する話題が出ました。移転先には新球場を建設するとしており、その行く末が気になっていました。
移転の話題が出てから、各自治体が誘致に名乗りを上げるようになってきました。温度差はあれど、非常に多くの自治体が手を挙げており、注目度が高いことがうかがえます。中日の地域密着度の高さが可視化された形です。

こちらはメーテレがまとめた、誘致に名乗りを上げた自治体の図です。一宮、稲沢、津島、犬山、小牧、春日井、尾張旭、瀬戸、みよし、半田、安城、西尾、蒲郡と既に県内13もの自治体が興味を示しています。
また桑名、笠松、羽島も検討中。県外でも中日2軍を誘致する動きが活発です。ここにはありませんが最近、大垣、瑞穂も立候補するという報道が出てきました。
条件は6万平方メートル以上の十分な敷地があること、ナゴヤドームから車で原則1時間以内、かつ公共交通機関でもアクセスしやすいことです。あと個人的にはやはり愛知県がいいかなと思います。
これらを踏まえると安城なんかはいい気がします。新アリーナもでき、スポーツの拠点として相乗効果を発揮することができると思います。新幹線駅からも近いです。
津島は割と最初の方に手を上げていた自治体です。永和駅周辺の大きな土地を想定しているようです。名古屋からの距離が近いのはアドバンテージです。
一方誘致すると言っただけで具体的な候補地の選定はまだこれからという自治体も多いです。今のところ上記2市が少しリードしているような印象です。

中日は移転時期を2030年代前半で想定しています。具体的な公募要件発表は5月ごろになる見込みです。そこから正式な計画が出てくると思われます。今後の動きに注目です。
そしてもうひとつ注目なのが現2軍の跡地利用計画です。都心からちょっとはずれたエリアで容積率400%の住宅街なので大規模開発はないと思いますが、選手寮なども入れれば3.5万平米ほどのまとまった土地なので、何ができるかはとても気になります。
中日はプロ野球の中でもローカル色が強い球団だと思います。それだけ地域密着ということです。今回の2軍移転が決定したときに、計画の具体性の差があれど、多くの自治体が関心を示し、誘致活動を行おうという動きが出てきたのがうれしいですね。
どこの自治体でもきっと愛される球場ができると思いますが、選手ファーストかつ駅からの利便性が高い施設になってほしいと思います。今後の動きが楽しみです。