関西三都物語、第2弾は京都編です。ただし京都という都市の性質上開発メインではなく観光地を巡ったものになります。そのためカテゴリは旅行の扱いです。
当ブログで初めて扱う京都は、言わずと知れた千年の都です。中心部は碁盤の目のような街並みで、そこかしこに寺社仏閣があり、インバウンドにも大人気です。今中国の影響なので一時的に観光客は減っていますが、それでもかなり多いと感じました。一方で観光だけでなく、多くの有力企業が本社多く経済都市でもあります。

京都の現代の部分です。名古屋駅より少し早く完成した京都駅ビルは、全国でJRが進めた百貨店を駅上立地に進出させ、既存の中心市街地とのパワーゲームを引き起こした先駆けでした。京都の中心市街地は少し離れた河原町のあたりです。
この大空間は圧倒的です。古都のイメージをもって到着した観光客にはいい意味でものすごくギャップを与えることでしょう。もちろんこれができるときは景観論争があったそうですが、今では京都駅の顔として定着していると言えます。

ポストモダンの建築家、原広司の作品です。梅田スカイビルなども手掛けています。いつか建築の特集記事を作りたいです。
右に見えているのは京都の中央郵便局です。全国の例にもれずJPビルとして再開発が予定されています。60m級のオフィスになるようです。これまた論争が巻き起こっているそうですが、冒頭に書いたように京都は経済都市でもあり、再開発には妥当性があると個人的には思っています。
さて現在の京都を味わった後は古都を味わいに行きます。清水寺に行ってみましょう。京都の観光地はバスが移動手段のメインになります。

坂を上がったあたりまで来ました。快晴の青空に日の丸が映えます。観光客は一見少なく見えますが境内のあたりは混雑していました。清水寺は法相宗系の寺院で、京都の寺の中ではかなり歴史が古い方です。

清水の舞台方面にやってきました。大勢の人で賑わっています。私は小学校の頃の修学旅行でここに来ました。名古屋の小学校はここが定番コースだと思います。
ちなみに清水の舞台から飛び降りるというのは、観音様に命を預けて飛び降りれば願いがかなうという信仰から来ているそうです。自殺を試みているわけではないです。

本堂を見ます。景色がいいですね。まさに京都という感じです。冬なので手前の木々が寂しいですが、夏は新緑が、秋は紅葉が見事です。
左端に見えるのは京都タワーです。それ以外に高い建物はありません。最高でも京都駅ビルの60mとなっています。ただし京都駅より南側はいくつかの高い建物があります。

三重塔と街並みです。こうしてみると市内中心部は高さ制限が徹底されていることがわかりますね。

古い街並みの奥に見える法観寺の八坂の塔です。京都らしい風景としてよく紹介される景色です。大勢の人が写真を撮っていました。
繰り返しですが中国のインバウンドが減ってこの人の量です。最盛期だったころはとんでもなく混んでいたと想像できます。
さらに下ると八坂庚申堂があります。

八坂庚申堂は正式には金剛寺庚申堂と言います。カラフルなこの写真は一度は見たことがあるのではないでしょうか。これは「くくり猿」といい、猿が手足をくくられて動けない姿を現しているそうです。走り回る猿を人間の欲望に例え、それをくくって抑えるのだそう。
そして「くくり猿」に願い事を書いて吊るすことで、欲望を抑えるとともに、その代わりに願い事が一つ叶うとされています。みな思い思いの願いを書いていました。
このあと八坂神社を経て河原町の方に歩いていきます。

南座です。映画「国宝」で舞台となった建物です。私は普段歌舞伎も映画もあまり見ませんが「国宝」はとても話題になっていたので見ました。3時間近くにわたる超大作で、歌舞伎のことはあまりわからないのですが、とにかくすごい迫力が伝わりました。

最後は鴨川です。腰を下ろす人々がなんとなく等間隔になっていきます。こういうところでゆっくり読書するのもいいですね。
ということで京都編は以上です。季節によっても姿を変えるその優雅な姿をこれからときどき記事にしていければと思っています。滞在は短い間でしたが、とても満足でした。
次回、三都物語のトリはもちろん大阪です。中之島を中心に回りました。発展を続ける大阪を川沿いと展望台から取材した記事をお届けします。