イオンモール名古屋みなとの跡地で工事が進んでいた大型物流施設が完成しました。かつて20年以上にわたって港区の中心的なショッピングセンターとして君臨してきたイオンみなと。しかしコロナ禍や周囲の大型店に押されて閉店し、跡地開発としてできたのが物流倉庫です。
三菱地所主導で進められており施設名は同社のブランドを関した「ロジクロス名古屋みなと」に決定。広域的な物流拠点としての役割を担います。

前回から1年1か月ぶりの取材です。
外観です。倉庫らしいシンプルな外観です。延床面積12.5万です。岩塚のと比べると小さいですが大型には違いありません。
かつてイオンがあった時も手前が駐車場という配置だったのでボリューム的にはあまり変わっていない感じです。ちなみにイオンの延床は13.2万でした。
敷地内の一部は芝生化したり遊歩道を設けたりして周辺住民に開放されています。
左に見えている仮囲いはかつてのイオンのシネマ棟です。ここには何ができるかわかっていません。中型スーパーとマンションあたりが妥当なところかと思います。
ここはAmazonのフルフィルメントセンターとして使用されるようで、商品保管容量は約137万立方フィートと、西日本で最大の規模になるようです。同社にとって名古屋は重要な物流拠点となります。
また、地中熱空調システムや壁面設置の太陽光発電設備などの環境配慮技術も導入。持続可能な施設運営のための技術を積極的に取り入れ、高いレベルの環境認証も取得します。
ということでイオン跡地は倉庫ができてここのレポートは終了となります。あとはシネマ棟に何ができるかも注目していきたいと思います。