レゴランド2期工事の建設状況 2025.7

レゴランドの拡張工事の様子をお伝えします。3月27日、マーリン・エンターテインメンツは、現在のレゴランドを2027年春に拡張することを発表しました。また、6月には環境アセスメント資料が更新され、2034年に全体開業することも明らかになりました。

また金城ふ頭ではその他の工事も行われているのでレポートしていきます。

レゴランド2027年拡張へ!ポートメッセは再入札

前回から3か月ぶりの記事です。

現地の様子です。以前は円形の旧第一展示館があり、その跡地をレゴランドとする計画でしたが、以前報道があった通り、旧第一展示館の北側半分と第二の跡地を利用する計画となりました。なのでそれに合わせて仮囲いが一直線に伸びています。

仮囲いの中を見ると既に重機が投入され、工事が始まっているのがわかります。今回工事しているのは「レゴ・ニンジャゴー・ワールド」エリアで、2027年春の開業を予定しています。

ニンジャゴーは世界的に親しまれているレゴの人気コンテンツです。コースター系のライドを含むアトラクションが数か所新設されるようです。開業が楽しみですね。

引用名古屋市 環境アセスメント レゴランド事業内容の一部変更(PDFファイル、以降の資料も同様)

さてここでレゴランドの土地利用を図で見ていきます。こちらは以前のもの。旧第一展示館の跡地を利用する計画です。しかし第二の拡張計画を考えている名古屋市側が、このままでは使いにくいとレゴランド側に打診。

その結果新しい案がこちら。展示場は下の空いている場所に四角に建てることができるので、名古屋市としてはこちらの方がいいのでしょう。そしてレゴランド側も賛成したため、このような土地利用計画となりました。

レゴランドの面積は以前と同じ13ha程度となります。今回工事中なのは新設エリアの左3分の1くらいとなります。

そしてアセス資料を見ると残り3分の1が2期工事その3、さらに残り3分の1は2期工事その4という位置づけのようです。工程表を見るとそれぞれ2031年、2034年ごろの完成となります。つまりレゴランドは2017年の1期開業のあとは4回にわたって小規模拡張を行い、2034年に最終形になると考えられます。

結構息の長い話ですが、ちょこちょこ開業していった方が話題性は続くのでいいかもしれません。今後の新エリアの話題に期待したいと思います。

その他金城ふ頭の様子を見ていきます。

駅前に以前あった結婚式場がなくなって久しいです。現在は駐車場として利用されています。以前業者に対してサウンディング調査が行われ、ホテルやスポーツ施設などいくつか案が検討されましたがどうなるでしょうか。

最後は武田デバオーシャンアリーナです。全体が足場に覆われています。こちらは改修工事です。フットサル専用のアリーナとして稼働してきましたが、来年のアジア大会を機に多目的アリーナに生まれ変わります。来年早々には完成するようです。

レゴランドの工事によって向こう10年程度は金城ふ頭の話題に困らなさそうです。できれば新しいホテルや以前あったクルーズ船の受け入れ施設などの話が復活し、エリア全体が盛り上がっていくといいですね。