四日市三交ビルが完成!新たにホテルも建設

三交不動産は近鉄四日市駅近くに14階建てのオフィスビルを完成させました。2022年8月に計画が発表され、以来本格的な建設が行われていました。

また先日、道路を挟んだ隣の土地にも13階建てのホテル「四日市三交ビル アネックス」の建設が決定しました。後半ではその内容にも触れていきます。

四日市オフィスビル完成間近 円形歩道橋も

前回から7か月ぶりの取材です。

完成した14階建てオフィスビルは「四日市三交ビル」と名付けられ、三交不動産のフラッグシップ的なビルとなります。オフィス部分延床面積は三重県下最大級を誇ります。

木質調パネルがランダムに設置されているのが印象的。環境共生社会を象徴しているそうです。また、木の温もりと木漏れ日を感じさせる優雅なエントランス空間を演出するなど、地域のシンボルとして長く愛されるビルを目指しています。

その左側の5階建ての古いビルは建て替え対象で「四日市三交ビル アネックス」に生まれ変わります。詳細は後半で。

エントランス付近の様子です。広々とした空間にサイネージも設置され都会的な雰囲気です。まだ入れませんが近々運用開始するでしょう。

新ビルは省エネルギー性能が評価され、BELS最高位の5スターを取得。加えてエネルギー負荷の抑制や高効率な設備機器の導入により、50%以上の一次エネルギー削減を達成する「ZEB Ready」認証も取得しています。三重県の新築テナントビルでは初めての事例となります。

ビルの東側です。まだテナントが入っていません。1階は店舗になるようなので賑わいの創出が期待できます。

9階にはビル入居者向けのラウンジ「GLOWTH」が設置されます。この規模のビルで教養ラウンジは珍しいです。入居者の過ごしやすさ向上にも重点が置かれているのだと思います。

大通りの反対側、南側から見た様子です。トイレやエレベーターなどのコアが集まっているのでガラスは少なめ。しかし縦のスリット状にガラスを入れることで、単調な壁面にならないよう工夫がされています。

右に見えるのは駐車場棟です。自走式で125台を収容できます。

そして新たにアネックス棟として建設されることになったのが左側の建物です。13階建てですがホテルとなるので階高は低めです。50m弱くらいでしょうか。

完成した四日市三交ビルと同じように木質のパネルが外壁に設置されます。また、呼応するように屋上の部分が斜めになっているのがかっこいいです。

対象となるビルは老朽化が進んでいるようで、テナントも空になっています。右の方では地盤調査がされています。解体も近いでしょう。

ということで三交不動産は四日市にさらに投資して盛り上げていくようです。今後ますます楽しみですね。ここからは他の動きも見ていきます。

駅前で建設が進められている円形歩道橋です。全部つながり円形の姿を現してきました。新たな四日市のシンボルとなるだけあって楽しみです。

手前ではバスタ四日市とそれに伴う道路整備が続けられています。他にもスターアイランド跡地再開発があり、近鉄駅前は話題に事欠きません。

四日市三交ビルのレポートはこれで終了ですが、周辺ではさまざまな整備が同時進行しているので、今後も四日市は定期的に取材したいと思います。

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