3月27日、マーリン・エンターテインメンツは、レゴランドを2027年春に拡張し、世界最大級の「レゴ・ニンジャゴー・ワールド」を導入すると発表しました。
新たなアトラクションの導入をはじめ、レストランやレゴ・ニンジャゴー商品の販売を中心としたショップもオープン予定です。これに伴い、世界10か所のレゴランド・リゾートの中でも最も広いエリア面積の「レゴ・ニンジャゴー・ワールド」になる予定とのことです。
こちらがそのイメージ図です。これは南南東を見ていると考えられます。左下の「ロイド・スピン術・スピナー」と、右側にある大型のマシン「フライング・ニンジャゴー」およびその左下の回転する「カイ・スカイ・マスター」は既設なので、それ以外のものが拡張部分と考えられます。
やや左に見えているようなコースター系のライドや「LEGO NINJAGO The Ride 2.0(仮称)」が目玉でしょうか。和風チックな建物はショップになっているのでしょうか。こちらも楽しみですね。
こちらがイメージ図。まだどんなものになるかわかりませんが、子供は間違いなく楽しめるでしょうね。
なお面積としては10760平米となります。既設が4488平米、拡張分が6272平米なので、倍以上になります。設計、施工は引き続き大林組の予定です。
ところで、ポートメッセの第2展示館の建て替えの入札が去年行われていましたが、不調だったのか再入札が始まっているようです。引き渡しが2029年7月末に後ろ倒しになっています。ちょうど1年前にその入札を記事にしていました。

レゴランドの拡張はポートメッセの計画に大きく影響されます。拡張用地は昔の1号館の北半分と現在の2号館の大部分の予定のため、ポートメッセの方が完了しないとレゴランドは進まないのではと以前予想していました。しかしそれでは待ちきれないためか、ポートメッセの拡張に影響しない範囲で、パークの小拡張を行う方針にしたようです。
今回は6272平米なので、まだまだ拡張余地を残していることになります。話題性という意味ではちょこちょこ拡張していく方がいいのかもしれません。
また、金城ふ頭駅前広場の開発に向けたサウンディング調査が先日行われ、結果が公表されました。対象はリニア鉄道館と新第1展示館の間にある1.8万平米の土地です。読者の方より情報提供がありました。ありがとうございます。
それによると4社が参加意向を示し、用途はビジネスホテル、飲食施設、イベント用施設や資材倉庫、スポーツ施設を整備してはどうかという意見がありました。期間は10年~20年程度の想定ですが「できるだけ長期を希望したい」という意見もありました。
対象敷地は実は駅から一番近い場所なので、賑わい創出に資する施設となるといいですね。
最近パークの拡張が止まっていたレゴランドとしては久しぶりの大きなニュースです。これからも定期的に話題を提供して盛り上げてもらえると嬉しいですね。