3月20日、みなとアクルス内にライブハウス「PORT BASE」が完成しました。約2年前、イベント用の箱が少ない名古屋において需要を取りこぼすまいと地元企業が中心に立ち上がった、ライブハウスの建設プロジェクト。この2年間で工事が進められ、ついに開業となりました。今回はその様子を記事にしていきます。
東海地方はライブハウスの箱不足が深刻です。ZEPP名古屋は稼働率がほぼ100%であり、同クラスのライブハウスがなく、これ以上ライブを増やしたくても増やせない状況でした。そんな中完成したPORT BASEは救世主になるものと思われます。
PORT BASEはみなとアクルスの中央付近に位置します。ららぽーとの南側の道を通ってアクセスします。しばらく歩くとこのような景色が見えてきます。
写真を横切っているのは名古屋臨海鉄道の線路です。現在は使われていません。PORT BASEへは橋をくぐって向かいます。
PORT BASE前の様子です。広場が割と広めに設けられているのが印象的でした。一度にたくさんの人が動くためたまり場空間としての機能を果たします。またグッズの販売会場としても使えます。
施設はネーミングライツを取得したコムテックの名前が付けられています。コムテックは東郷町に本社を置く自動車部品メーカーです。名駅のコムテックタワービルのイメージが強いですね。
右がPORT BASEです。直線で構成された斜めの形状が印象的です。若者が多く集まる施設らしく勢いあるデザインだと思います。
キャパはスタンディング使用時2244名、座席使用時1070名となっています。2階はどちらの場合でも座席420名で固定のようです。
左は未利用地です。ここはキッザニアになる予定でしたが、続報はないですね。大林組の宣伝が出ているのはなぜかよくわかりません・・・(PORT BASEは戸田建設です)
最後は正面から見た様子です。メタリックな感じがなかなかかっこいいと感じています。
PORT BASE公式サイトを見てみると、来月以降も予定がいっぱいに詰まっています。ライブハウス需要がかなりあることがわかります。高稼働率が期待できそうですね。開業おめでとうございます。
みなとアクルスの残りの様子も見ておきましょう。
北側では「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスシーズンズが建設中。長い名前で住所を書くのが大変そうです。
全427戸で、右側に少し見えるみなとアクルス内の既存棟と合わせると1000戸級となります。
最後はららぽーとから見た全体の様子です。名古屋臨海鉄道の線路はもう撤去されています。であればその土盛り部も撤去可能と思われます。キッザニア完成の暁には東西を分断する土盛りがなく、開放的な雰囲気になるといいですね。
左側がPORT BASEです。キッザニアはみなとアクルスの最後のピースとしてやはり誘致を成功させてほしいと思います。PORT BASEとの相乗効果で子供、若者の街になることを期待したいです。
コメント
ご存知かもしれませんが、名駅のコムテックタワーの運営は
名古屋の明和興産です。以前はパチンコ「大都会」も展開していました。
千葉にある東京ドイツ村も明和興産の運営です。