伏見の再開発をお伝えします。錦通の鹿島のビルが名古屋伏見Kフロンティアという名称で工事が進行中です。上棟して姿が完成形に近くなってきました。
一方交差点に面した名神ビルの解体も本格化しています。跡地がどうなるか注目しながら見ていきます。

前回から3か月ぶりの取材です。
まずは名古屋伏見Kフロンティアの様子です。鉄骨が最高部まで行きました。ボリューム感的にはこれで完成形です。
外壁の白い部材が特徴的です。この部材はガラス面との凹凸がなくのっぺりしています。そういえば同じ鹿島の栄トリッドスクエアも似たような感じですね。一方中日ビルや栄広場も白いルーバーがついていますが、あちらはガラス面から突起がありました。
北西側は揚重ヤードとして利用されていたのでくぼんでいます。これからこの部分の建方が行われる見込みです。
上部のクレーンに注目。1基のはずでしたが2基になっています。
少し離れて見るとわかります。追加の1基は解体用のものですね。このクレーンでもともとあった大きなクレーンを解体します。そのあとはさらに小さいクレーンでそのクレーンを解体し、それを何回か繰り返します。クレーンってどうやって解体するの?という質問は定番のようで、私も今まで何度も聞かれたことがあります。
あと一歩のところまできた名古屋伏見Kフロンティア。完成が楽しみです。
さて伏見の次なる再開発は名神ビルの解体です。1960年完成の年季の入ったビルです。跡地はオフィスビルになる予定です。
土地を所有しているのは神戸土地建物という会社です。ただしビルを建てるのはSMFLみらいパートナーズという会社のようです。規模等は不明。詳細が気になります。
当日はマラソンフェスだったので車道が通行止めになっています。
鹿島のビルが終わったら次なる伏見の開発はこの名神ビルになりそうです。今後も随時お伝えします。