千種区役所建て替えの解体状況 2025.3

千種区役所は、老朽化のためビルを閉鎖し、現地で建て替えに入りました。この間仮庁舎に機能移転し営業中です。

新ビルは20階建てで、低層部に区役所機能や交流の場としてのアトリウム、11階より上はUR賃貸住宅となる予定です。

千種区役所建て替えの解体状況 2024.10

前回から5か月ぶりの取材です。

上から見た様子です。多数の重機が稼働しています。一部既存躯体が残っているようですが解体がほぼ完了しました。

歩いてみるとわかりますが結構周辺に高低差があります。完成時にどんな仕上がりになるかも気になっています。

建築計画の概要も登場しました。用途は以前からわかっていたように、区役所としての機能、図書館や講堂、共同住宅で構成されます。

階数は20階、11階より上が住宅です。低層部の階高が大きく、高さは72.9mです。延床面積は2.5万強となります。

着手は今年5月からの予定です。2028年末に完成、2029年に開庁なので比較的ゆっくりとしたスケジュール感です。

施工者は戸田建設です。同社は準大手ゼネコンです。ここ最近だと岐阜の柳ケ瀬再開発やみなとアクルスのアリーナを担当しています。

最後は敷地西側から見た様子です。奥にタワマン群が並んでいます。ここに20階建てができることで池下の高層化がさらに進みます。

仮囲いに一方通行の大きな看板が貼られています。あまり見ないスタイルですね。ただし工事車両は場合により逆走する場合もあるとのこと。

建て替えが動き始めた千種区役所。特に新ビルのアトリウムなどは楽しみです。区民に親しまれる建物になるといいですね。開庁は2029年の予定です。

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