上質な星ヶ丘再開発 本山のビルは動きなし

星ヶ丘で再開発が進んでいます。ボウリング場があった跡地を利用し、大学や商業施設が整備される予定です。地域の雰囲気に合った上質な再開発になりそうで期待が高まります。

本山の極細ビル 建設始まらず

前回から半年ぶりです。もともと本山の極細ビル建設の話題で始めたシリーズですが、一向に始まらないので星ヶ丘中心の記事となっています。

9月に地主の東山遊園からプレスリリースが出されました。1期として大きく2つの施設ができる予定です。北側にある商業施設、東側にある大学です。あまり詳しく触れられていませんが南側にマンションっぽい建物と低層の商業施設がパースに描かれており、おそらくこれが2期になるものと思われます。街区全体の開業は2028年とのことです。

そして敷地の中心には円形の広場が設けられています。各施設からアクセスしやすいようになっており、さまざまな出会いやアクティビティが期待できます。既存の星ヶ丘テラスとも連続性があります。

年末には名古屋市が商業棟に図書館を整備する計画を表明しました。3階と4階に入り、会話や飲食ができるスペースなども備わる予定です。ちなみに千種図書館は老朽化に伴い池下の新ビルに移転予定ですが、この新図書館はどういう位置づけになるのでしょうか、気になります。

現在の様子です。星ヶ丘ボウルの解体が進んでいます。来年からは本体工事が進むことでしょう。商業施設の開業は2027年の予定です。

何度も書いているように、星ヶ丘という街に見事に合った複合再開発だと思います。高層ではありませんが、むしろこのくらいの中層が街の雰囲気ともマッチしていていいでしょう。

一駅移動して東山ビルB棟の解体状況です。前回と比べてシートが全面に設置されいよいよ解体が進んでいます。跡地利用は未定です。

そしてもう一駅移動して本山の極細ビル計画ですがこちらは動きはありません。そろそろ着工予定から1年になろうとしています。ホームメイトの前に柵が下りていますが、これは年末年始休暇のためでしょうね・・・

敷地は南北に細長く裏側も道路に面しています。その様子を見てみました。特に工事の動きは見られません。建築計画の概要は掲示というか適当に置いてある感じです。

個人的には駅をリニューアルしてほしいです。特に星ヶ丘は再開発を抜きにしても単独駅として利用客がかなり多く、その割に老朽化が激しいです。他も東山線の駅なのでもうだいぶ年季が入っています。

ということで本山が止まっている間に星ヶ丘で期待度の高い再開発が発表され、要注目となりました。東山ビルも動物園の玄関口ですからもしかしたら何か面白い計画になるかもしれません。今後も東山線東部は注目です。

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