グランドメゾン池下2期は、既存のグランドメゾン池下ザ・タワーの西側に建設される予定のタワーマンションです。規模は39階・135.7m、延床面積2.7万程度です。
グランドメゾン池下2期の建設状況 2024.11
前回から1か月振りの取材です。頻度を上げています。
訴訟の原告は2期の30階以上の部分の建設中止を求めていましたが、解決したのでしょうか。まあここで建設中止は非現実という感じがするので、やはり金銭的解決しかないと思います。
躯体は32階に差し掛かっていると思われます。さらにこれを見ると来週以降33階に入ると記載があります。少なくとも現時点で差し止めは認められていないと推察されます。
高さベースでサンクレアを大きく抜き、105~110m付近に来ていると思われます。タワークレーンの高さがいっぱいになってきましたのでそろそろクライミングです。
1期に比べて痩身です。色も含めてデザインはなんとなく同じ積水の御園座に通ずるものがありますね。
完成は2025年9月の予定です。
コメント
都会地においては高層であろうと平屋であろうと視界を遮る建物ができることは日常茶飯事的にあることですが、この物件の場合、営業段階で高層階入居の条件として、会社と顧客の間に瑕疵があったのか、そもそも会社が確信犯的に虚偽の営業だったのか、或いは当初計画になかったが高層建物があとから計画されたのかがわかりません。3年前には計画は発表されていて最近になって訴訟になったのも少しタイミングが遅すぎます。高層の建物が住宅地にできると必ずもめるのは常にあって大体は金銭で解決します。国立市の富士山マンションの場合は苦情の対象者が多くの市民で金銭で解決することは不可能です。建設続行か差し止めの2択です。池下の例とは事情が異なり、自社ブランドイメージを優先した積水さんの対応だったと思います。