アネックス跡地 ガラス張りオフィスビル着工

アネックスの跡地に建設されるビルの外観が判明しました。先日、三菱地所はニュースリリースを発表、新ビルを「錦三丁目5番街区計画」として今回着工したようです。

かつて東急ハンズが入っていたビルの解体後、跡地利用が注目されていましたが、今回ついに外観が発表されたことで、今後の様子を広くイメージできるようになりました。

アネックス跡地は60m級オフィスビルに

前回記事で建築計画の概要を紹介しています。

引用三菱地所ニュースリリース(PDFファイル)

こちらが外観です。最新のガラス張りオフィスビルとなります。久屋大通側にはランダムなルーバーがついています。同じ三菱地所の大名古屋ビルヂングを強く想起させるデザインです。

詳細な数字は上の記事に記載していますが、13階60m弱で延床面積は2.4万となっています。向かいのアーバンネットネクスタビルくらいを期待していましたが、結果的に高さ6割、面積8割となりました。

とはいえオフィス主体となっていることや、コの字型の間に入っていたビルを見事一体開発したこともあるのでかなり高評価です。

左にはザ・ランドマーク名古屋栄が見えます。圧倒的な存在感です。ガラスの色合いは似たような感じになりそうですね。

商業施設は1階と地下1階に入る見込みです。さすがに旧アネックスのような商業で何フロアもつくるのは厳しいと判断されたのかもしれません。

しかしパースを見る限りテラス席もあってなかなか賑わい創出に貢献しそうです。変化点として今あるようなサンクンガーデンはありませんね。埋め戻すのだと思います。

縦ルーバーがライトアップして光るときれいですが、さすがにそこまで手の込んだことはやらないですかね。

現在の様子です。建物の姿が完全になくなりました。先日着工したので1年後くらいに躯体登場でしょうか。開業は2026年11月とアナウンスされています。

なお施工は矢作建設工業単独です。同社はどちらかというとマンションや名鉄関連のイメージです。私は解体を担当した大成建設とのJVだと思っていたので意外です。

セントラルパークとの接続部の様子です。完成後はここから直接行けるようになります。ただし以前のような屋外空間を介さずいきなりビルに入る感じになります。

建物が完全になくなってしまいもはやアネックスの面影はなくなってしまったかと思いましたが、柱にアネックスのロゴを発見しました。なんだか懐かしく思えますね。

以前も書きましたがやはり三菱地所は栄地区への投資に積極的です。ここも高品質なオフィスビルとなることでしょう。完成が楽しみです。

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