神宮前駅再開発 木造低層が姿を現す

神宮前駅の再開発が仕上がってきました。名鉄は駅東西で魅力向上のための再開発を実施。一足早く東口で複合ビルを建設していましたが、西口でも熱田神宮近いことを利用して、人を引き付けるための木造低層施設を整備中です。

詳細は以下です。

あつたnagAyaに名称決定 神宮前木造平屋施設

1年前の様子です。

神宮前駅ビル解体終盤へ MTG用地も注目集まる

現在の様子です。シートが外れて低層木造施設が見えてきました。なかなかいいですね。やはり神宮前ということで高層はあまり似合いません。木造の雰囲気もいいです。

名称は「あつたnagAya」に決定しています。名古屋弁の「がや」とか「長屋」をかけています。

左の低層の駅ビルは解体されることなく運用されるようです。シートはまだかけられたままのようです。

工事中なので神宮前駅は仮動線となっています。奥に木造の低層施設の屋根が連なっているのが見えます。近づくと木の香りがしてきました。

開業は9月1日に決定しています。10店舗程度が集まるようです。この南は2期エリアとされていて、12月に開業する予定です。

さて神宮前では他にも再開発の動きが盛んになってきました。

こちらは熱田区役所の南に存在している広大な用地です。名古屋市は熱田神宮周辺を観光の拠点として盛り上げたい考えで、周辺商店街と合わせて再開発する構えです。

敷地が広いので高層化する必要は低いと思います。商業施設以外にも和風の低層ホテルとかがあってもいいと思っています。宿泊の拠点を作るのも大事です。

現在の神宮前商店街の様子です。日経新聞記事には老朽化が目立つとあり、それは現地を見ても明らかです。昭和の時代で時が止まっているような、そんな感じです。それでにぎわっていればいいのですが、同記事による営業している店は半分以下。神宮前の立地でこれはもったいない状況です。

市は今年度収支計画を策定するとしていますが、スピード感を持って主導権をもって動いてほしいですね。なんとなく時間がかかりそうな気が今からしています。

熱田神宮は大きな観光地です。インバウンドも回復してきており、観光産業がこれからさらに重要になってくると思われます。熱田神宮の価値をさらに高めていくためにも、名鉄の商業施設と連携し、再開発を進めていってほしいと思います。

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