床材の張り替え進む 栄駅リニューアル

交通局では老朽化が進んだ駅を中心に改修工事を進めています。まずは千種が完了、次に上前津、名城公園の工事が始まりました。そして先日、栄駅も工事に着手。駅構内ではあちこちで工事用の柵が登場しリニューアル後の様子も出ていたので取り上げます。

第一弾となる千種駅はかなり高クオリティでした。現在リニューアル中の駅も期待できると思います。ただし当初予定されていた工事ペースよりは遅れています。

栄駅リニューアル開始 中心駅に相応しい装いに

前回から半年ぶりの取材です。

床材が新しいものに貼り替わっています。一部天井の更新も行われています。柱も目印となるラインがいろいろ書かれ更新される見込みです。

一方でまだ壁は未更新。駅が古く感じる一番のポイントはこの薄水色のくすんだ壁のせいだと思うので更新が待たれます。志賀本通、伝馬町、一社などもこのタイプなので陰気な感じがします。

ホームから中に入ったこの部分はまったく変わっていません。こちら側は手を付けないのでしょうか。

ただ、次期経営計画では栄駅を大規模リニューアルする方針となっています。今回のリニューアルは前哨戦で、少し置いたタイミングで東山線も合わせて大規模刷新する予定なのかもしれません。

南西改札口につながるコンコースです。ここは利用頻度が少ないので今回はこのままの可能性が高いですが、次のタイミングではリニューアル対象かもしれませんね。

交通局は、第2栄変電所の機能を名城変電所に移設する事業が完了したため、その跡地に駅執務機能を移動し、玉突きでその跡地を民間事業者主導で有効活用する構想も持っているようです。少し時間はかかりそうですが、栄駅は全体的にさらに刷新されていきそうです。

栄駅は交通局の最重要メイン駅のひとつながら、ボロさが昭和の水準のままでした。しかしリニューアルによって都会の中心駅に相応しい形になりそうです。

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