イオンモール名古屋みなと跡地 三菱地所が開発へ

イオンモール名古屋みなとの跡地を三菱地所が開発検討していることが分かりました。少し前の話題ですが記事化します。

同モールは1999年に開業。当時としては珍しかった大型モールということもあり、港区の主力商業施設として営業されていました。しかし名古屋茶屋やららぽーとの開業、コロナ禍があいまって閉店を余儀。昨年から解体工事が進んできて跡地利用が気になっているところです。

現在の様子です。ショベルカーが何台か動いていますが解体はあらかた終わったように見えます。

跡地は、イオンリテールが規模を縮小した形で開発する計画です。具体的なことは決まていませんが、また大型モールをつくってもパイの食い合いになるので、スーパーを核とした中小規模くらいの店舗にするのでしょう。

今回、三菱地所が開発検討という報道が流れました。よく読むと検討しているのは物流施設事業部とあります。商業やマンションの類ではなく物流倉庫の可能性があります。同社は「詳細を公表できる状況にない」としており、まだ詳しいことは分かりません。

駅に近く、あおなみ線をつかえば名駅までは15分という立地なので、やはりその利便性を生かした開発になってほしいと思います。まあ倉庫で働く人は便利になりそうですけどね。

同じ三菱地所ならマンションがあってもいいと思います。それこそ三菱地所+イオンならノリタケの森という例もあります。同モールは、緑を生かしオフィスやプラネタリウムを併設する、従来のモールと一線を画した施設だと思います。同じようにここも何か新しい付加価値をつけたイオン+マンションというのありではないでしょうか。周りに大型モールがあるので規模で勝負する必要はありませんが、何か面白いものができればなあと漠然と思っています。

ちなみに三菱地所は開発に必要となる土地の形質変更届をすでに市に提出済み。敷地面積で言えば6万平米以上あります。新施設の完成時期は未定ですが、今後の行方が気になります。

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コメント

  1. caco より:

    完全に岩塚工場の二の舞になりそうですね…

    せっかく良好な商業地や住居地に転換されつつある地域も
    昔の都市計画のまま放ったらかしにされてるせいか
    名古屋市は都心寄りや公共交通アクセス至便な場所でも
    準工業・工業の用途地域が多すぎる気がしますね… 勿体ない
    だから住宅街の隣にこういった施設が建設され続けるのだと思います

  2. 日野 より:

    どうやら物流施設で確定のようですね。個人的にはこれで良かったと思いました、今どきだし。道路を挟んだ東側は上飯田みたいにイオンが再出店しそうですね。