岐阜駅前に130m級ツインタワー建設へ！

2月16日、中日新聞などは岐阜駅前に130m級ツインタワーが計画されていると報道しました。ビッグニュースですね。

対象の土地は、岐阜駅を出てすぐ北に見える、古いビルが建ち並んだ場所です。大通りを挟んで左が「岐阜駅北中央西地区」で右が「岐阜駅北中央東地区」という名称です。ここは近々再開発が発表されるのではと言われていましたが、予想以上の内容で驚きました。

引用中日新聞記事

中日新聞によると、西地区は敷地3200平米、東地区は敷地2700平米。両方30階以上で130m級のツインタワーを成す予定です。1階から4階までが商業、5階以上はマンションになるようです。2025年度の着工、2027年度の完成を目指します。

低層部は既存のペデストリアンデッキが接続する予定です。そのため駅直結タワーマンションとなりそうです。参画する事業者として野村不動産や積水ハウスの名前が挙がっており、駅前にプラウドやグランドメゾンが誕生するかもしれません。

現在は両地区ともに再開発準備組合の段階です。理事長は「早期事業化に向けて検討を進めている。今後は決定次第、準備組合から発表したい」とコメントしています。パースなどが発表されるのもそれほど遠くないでしょう。

今回のエリアの写真がないので（先日撮っておくべきでした・・・）代わりに先日お伝えした高島屋南地区再開発（柳ケ瀬グラッスル35）の写真です。こちらが35階・132.64mですから、これに近い規模になることが予想されます。

岐阜駅には現在3棟のタワーマンションが建っています。最初にできたのはシティ・タワー43（162.82m）、次にスカイウイング37（135.89m）、さらにイーストライジング24（95.16m）です。ここにさらに2棟の130m級が加わることになります。なかなか壮観な駅前になりそうですね。

賑わい創出も重要な課題です。名駅まで20分の利便性から住宅需要も十分あるのだと思いますが、マンションがあるだけで活気がないと少し寂しいですから、低層部の商業施設が賑わいを生み出せるようなものになるといいと思います。

先日、岐阜市長選がありました。その結果、現職の柴橋正直氏が再選しています。公約として岐阜駅前の再開発に力を入れるそうですから、今後も順調な進捗が期待できると思います。同氏は名鉄の高架化も推進しています。

それにしても大きな開発になって驚きました。岐阜駅前の新しい姿が楽しみですね。

ここから追記です。2月末、パースと詳細情報も発表されました。それによると西地区が34階で130mクラス、東地区が32階で120mクラスとのことです。

こちらがデザイン。両タワー共に同じ意匠で統一感を持たせてあります。名古屋圏で双子というかツインのタワマンは初ではないでしょうか。コーナー部のガラス張りもカッコイイですね。

向かって左側が野村不動産、右側が積水ハウスということも分かりました。また施工は清水建設ということもわかりました。

ペデストリアンデッキは駅からの接続はもちろん、西地区と東地区でも屋根付きのものが整備されます。これにより岐阜駅北口のデッキはさらに規模が拡大します。

1階2階は明るい商業施設、3階4階は業務施設となります。縦の曲線と金色？のライトが不思議な雰囲気をつくっています。

パースが明らかになると実感もぐっと湧いてきます。岐阜駅前の新しい姿が楽しみですね。