県政策企画局は、ジブリパークの工事請負契約締結に関する議案を6月議会に提案します。資料にはその詳細が記載されており、トトロの部屋などの新情報も明らかになりました。詳しく見ていきましょう。
ジブリパークで整備されるのは5つのエリアです。そのうち3つが2022年秋に1期として開業します。詳細はこちらに。
まず最初は青春の丘エリアです。ここでは「耳をすませば」に登場するアンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」の表現、「猫の恩返し」に登場する建物「猫の事務所」の家具や小物等をミニチュアサイズで制作する、などが挙げられています。
次にジブリの大倉庫エリア。床下の家と小人の庭「借りぐらしのアリエッティ」に登場する、アリエッティやその家族が暮らす家と彼女たちの目線で見た植物の茂る庭を大きなセットで表現とあります。小人になった気分で世界を探検できそうです。
また「天空の城ラピュタ」に登場する廃墟となったラピュタの庭園、空飛ぶ巨大な船を全長6.3mのスケールで設置するとされています。さらに、子供が「となりのトトロ」の世界で遊べる部屋も整備されます。
最後に、サツキとメイの家のあるどんどこ森エリアでは、大掛かりな工事は行われません。ただしサツキとメイの家とその周辺は現在改修中です。
2期として整備されるもののけの里エリアでは、タタラ場や炭焼き小屋や休憩処などが整備されます。魔女の谷エリアでは、ハウルの城やオキノ邸、魔女の家やレストラン棟ができる予定です。
また契約には鹿島で北エントランス広場(約1万6700平米)の整備、総合案内センター(仮称)の建設、北駐車場の撤去・整備なども含まれています。
エントランスです。モリコロパークの名前も残っています。自然の叡智を受け継いでいく公園として多くの人に愛されるといいですね。
少し前の工事状況です。各所で動きが出てきています。
具体的な絵がさらに出てきて、より完成への機運が高まってきましたね。今後ジブリ時の大博覧会も開催されるようですので、期待したいと思います。ジブリパークは1期が2022年秋、2期が2023年秋の予定です。