伏見駅周辺で進行する再開発。オフィス、ホテル、マンションとバラエティに富んでいます。また駅南西側には注目されていた大きな敷地がありましたが、どうやら低層商業施設が建設される模様です。その様子をお伝えします。
前回から3か月ぶりの取材です。
ダイワロイネットホテルの裏のあたりです。右奥に見えるのが観光ホテルなので場所がわかるかと思います。
ZXAビルなどの跡地に出現した広大な敷地は大きく3つに分けられました。こちらはその東側の様子。2階建ての低層店舗が建設されています。
次に真ん中。こちらは駐車場として再整備されました。何か建設される様子はありません。右に見えているのが先ほどの写真の建物です。
最後に西側。こちらも2階建てです。このように広大な敷地は3つに区切られ、それぞれ別の利用となっています。
建物を見る感じ、安っぽいというか、暫定施設だと思います。周辺の用地をさらに買収するまでのつなぎなのか、コロナで様子見をしているのか。さすがに伏見駅徒歩3分の広い敷地を恒久的にこの利用方法で行くとは考えにくいです。
少し南西へ行って近鉄ローレルタワーです。シートが外され茶色の重厚な外観がお目見えしました。よく考えてみると名古屋の最近のタワマンで茶色系はあまりない気がします。
低層部の様子です。こちらはまだ外壁工事などが続けられているようです。
左奥は興和の所有する広小路ビルで、解体が進められています。
さらに南西へ行くと関電不動産によるオフィス工事が見えます。13階建て60m弱、延床13800平米程度です。
中の様子を見てみます。基礎の配筋が進んできていますが、2021年11月完成予定なのでかなりタイトなスケジュールだと思います。
こちらは2022年完成予定で余裕のあるコートヤード。外観のお目見えはもう少し先かもしれません。
伏見では様々な再開発が進行しています。再注目だったZXA跡地の広大な敷地はしばらく暫定利用となりそうですが、その他も動きは活発なため、今後も随時取材していきます。
コメント
まだ少し先の話でしょうけど、伏見を代表する再開発はここヘラルド跡地と御園小学校跡地の2案件になりそうです。あとその頃には日土地とNTTデータが持ってるビルも建て替えられるかもしれませんね。
幕の取れた東側の店舗、西側店舗と同じ二階建ですが趣きが異なり、凝ったデザインの建物に仕上がったようで仮設感があまりありません
建物への力の入れ方が違う理由は何でしょうね
歴史ある御園通側へ圧迫感ある大型ビルを建てない思慮か何かで、西側店舗・駐車場部分のみを将来大型開発するつもりか
単に東西の店舗でテナントの取り方が違うか何かの理由でデザインが別種になっただけで、両方仮設ビルor両方本開発ビルなのか
今後の状況次第で後日開発する範囲を臨機応変に取り易いよう、東端だけは残すも良し壊すも良しな程度な力の入れ具合としたのか..