名古屋三交ビルは三交不動産が保有する賃貸オフィスビルです。国際センター駅からは至近距離、名古屋駅からも徒歩10分程度と、利便性の高い立地です。
このビルは2020年の完成を目指して、オフィスやホテルからなる新ビルに建て替える工事が進められています。新ビルは16階・73.85mです。
前回から2か月ぶりの取材です。
タワークレーンが登場し一気に鉄骨建方が進んでいました。わずか2か月で様変わりしていることに驚きました。
縦アングルです。建物の最高部はタワークレーンのジブのちょうど先端くらいになります。
工事により歩道が狭められ、車道側に迂回するレイアウトになっていましたが、再整備が終了してもとの広さに戻りました。新ビル完成後はさらにゆとりをもった広い歩道になると思われます。
大通り沿いはシートに覆われていますが、裏側からは鉄骨の様子を確認することができます。現在は6階まで建設が進んでいます。オフィスはあと1フロアで、それより上はホテルなので、もう少しすると細めの鉄骨に切り替わるかと思います。
前回お伝えした名古屋ビル東館は、この2か月で解体の総仕上げが行われ、完全に姿を消しました。現在は暫定的にパーキングとなっています。
隣接していたビルがなくなったことで古い壁面が露出してしまった第二埼玉ビルは、写真手前側の壁面をリニューアルしたように見えます。一体開発の可能性は低そうです。
右手前も駐車場ですが、こちらはキャッスルプラザ所有の土地。2021年以降に興和による再開発が予定されています。
一度鉄骨が組みあがればあとは早いです。夏ごろには最高部に到達すると思うので、それまでの成長をしっかり記録するため、今後は取材頻度をやや高めていきたいと思います。
コメント
これも名古屋で期待の大プロジェクトですね。
街がどんどん成長していますね。
「三重交通グループ中期経営計画(2019-2022)」の策定について
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3232/ir_material2/115887/00.pdf
新しい中期経営計画にて、桜通の一本裏側にある、三交クレールビルなどを再開発する方針が示されました。
当該地は指定容積率500%で、大きな通りに面していないことから、容易に容積緩和をできる土地ではありません。
延べ床にして、2万㎡程度の再開発になると見込まれます。ホテル適地ではありますが、ホテル建設の容積緩和の要件を満たさないため、開発方針に悩む土地です。
大東海ビルを所有している森定不動産株式会社さんが再開発の参加をしてくれると良いのですが、名古屋企業ですし、どうなるのでしょう。
森ビルさんのようなデベロッパーなら買収して道路まで含めて大規模再開発といくのでしょうね。