この記事は青春18きっぷで日帰り金沢へ行った記録の後編です。主に市内観光のことを書いています。巡ったのは金沢城公園、兼六園、21世紀美術館とかなりベタな場所ですが、初めて行く私には全てが新鮮でした。金沢に到着するまでを記した前編もあるので、暇な方はそちらもどうぞ。
さて、金沢駅に到着してまず最初に驚いたのがこのコンコースです!めちゃめちゃ都会的ではありませんか!!
これが東京の駅だといっても違和感はありません。そのくらいのクオリティです。感動さえ覚えました。
昼食を適当に済ませた後、コンコースを抜けいよいよ金沢の街に繰り出します。するとまたまた感動です!超都会的な大空間ではありませんか!!
これは「もてなしドーム」というそうです。雨が多い金沢で濡れることなく広場やタクシー乗り場まで移動できるように、とのことで造られたそうです。右奥に見えるのは「鼓門」です。写真で見たことはありましたが、やっぱり実物は違いますね。
こういう圧倒的なスケール感の大空間には「都会だ!」という感動と興奮を覚えます。大阪ステーションシティがよい例だと思います。
金沢の玄関口は全体的に「和」をテーマにしているようでした。そしてそのデザインは上質でとても洗練されていました。玄関口は他地方からの客が最初に目にする場所です。そこがその都市のイメージを決定付けることなりえます。
金沢は北陸新幹線開通というチャンスを最大限に活かし、その玄関口を徹底的に磨き上げたのでしょう。美しいコンコースやもてなしドームを見れば、その本気度が分かります。ただの一地方都市だと思っていた金沢の私のイメージが根底から覆りました。
金沢城公園まで歩きます。途中「めいてつエムザ」を見つけました。金沢の人が名鉄と言われてピンとくるのかわかりませんが、遠隔地で地元資本を見つけるのはなんとなく嬉しいですよね。
さて金沢城公園に到着です。正直、姫路城や熊本城ほど有名ではないので、大したことないと思っていたのですが、黒門口を通って景色を見たとたん考えが変わりました。
おおお!広大が芝生が広がります!なんて広いんでしょう!またまた圧倒されてしまいました。
城といえば5層6層の立派な天守閣というイメージでしたが、こういう雰囲気もいいですね。
さっきから感動しっぱなしですが、次は兼六園に向かいます。金沢城公園とは橋で繋がっていてほとんど一体化しています。
入場料金310円を払って園内に入ります。
いいですね。最高です。言葉にするのは難しいのですが、自然と融合している落ち着いた日本らしい庭園という感じですかね。西洋の庭園などは、左右対称で人工的に制御されている、非常に整ったものが多いのですが、どこか緊張感が漂います。私はこういった日本的な庭園のほうが、何となく見ているだけで心が落ち着くような感じがして好きですね。
次は金沢21世紀美術館へ向かいます。ここも兼六園の隣なので歩く距離は少ないです。金沢21世紀美術館については有名建築として独立記事を書きますのでお待ちください。
日帰りなのでどうしてもゆっくりはできません。金沢駅に向かって途中街並みを見物しつつ戻りました。
ちょっと人は少なめでした。これまで回ってきた施設に比べるとあまり有名ではないようですが、その分落ち着いて街並みを歩けました。
金沢駅に戻ってきました。名残惜しいですが、帰らなくてはなりません。
このあと17時15分に出る電車に乗って帰りました。乗り換えは福井・敦賀・米原の3か所で、行きに比べると少し楽でした。名古屋駅に着いたのは22時11分、さすがに疲れましたね。
日帰りなので現地での滞在時間がやや短いですが、主要観光スポットは十分に回れます。電車をひたすら乗り継いでいくのもなかなか面白いです。青春18きっぷが使える時期にぜひ行ってみてください。おすすめです。
やはり行ったことのない場所や見たことのないものは、直接体験しないとわかりませんね。今回初めて金沢に行ったことで、都会的な面や美しい観光地など、今までまったく知らなかった金沢の魅力をたくさん発見できました。本物を肌で体感することのすばらしさを強く感じた、そんな旅でした。
コメント
観光都市・金沢ですね。ホント洗練された玄関口です。地下も整理された上に、実にセンスがいいです。新幹線開通というチャンスを上手く使い、再計画案を行政がブラッシュアップさせ実行させてますね。駅に降り立つとワクワク感があります。名古屋はどうでしょ?何処かの市議が駅前に銅像を立ててインスタ映えするという稚拙無知な発想しかできないのが発想の貧困さが情けない。