名城公園の西側で建設が進むナゴヤキャッスル。ホテルを所有する興和は2025年に向けて建て替える計画を進めています。
ホテルは興和の独自ブランド「エスパシオ」を関する予定で、スイートを中心とした最高級路線を目指していきます。名古屋市の高級ホテル立地補助の認定も受けています。
前回から5か月ぶりの取材です。
基礎工事が終盤に差し掛かってきました。次に取材するころには地上躯体があらわになっていることでしょう。
先日の日経新聞では興和の社長インタビューが出ていました。それによると、新ホテル「エスパシオ」には国内最高水準となる一泊300万円台の部屋も設けるとのこと。5つ星ホテルにある設備はすべてつけ、6つ星、7つ星を目指す、と気合を入れています。
先日TIADがマリオット系の高級ホテル、オートグラフコレクションに加盟することも明らかになりました。コンラッドの開業も控え、名古屋の高級ホテルの動きが俄然面白くなってきています。
敷地西側の様子です。堀川が流れています。基礎を掘っているときに水が入ってきてはいけないので、矢板を打ち込んで厳重な水対策をしています。敷地内を掘削して出る出水もかなりあるようで、川の方へ排出が行われていました。
敷地東側から見ます。クレーンの台数も増え、敷地内はかなりにぎやかです。しかしもうそろそろすると重機は姿を消すことでしょう。そうなったらいよいよタワークレーンの登場です。
最後は敷地北側から見た様子です。こうしてみると新ホテルは名古屋城も見え、都心方面のビューも見える好立地であることが分かります。城のほとりに堂々と建つ唯一無二のホテルになりそうです。
ちなみに手前に見えているお濠ですが、今年秋ごろを目指して浄化作戦が行われるようです。水質が悪いのが長年問題になっていたところ、洗車機を開発した地元の企業が名乗りを上げました。期待したいですね。
そろそろ新しいパースや追加情報も知りたいところです。完成は2025年の予定です。
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名城公園にある「エスパシオナゴヤキャッスル」の建設工事はいよいよ始まるけど高級ホテルでも計画はすごいのだろう。