名二環(富田IC~南陽IC)の建設状況 2019.7

名古屋第二環状自動車道は名古屋の郊外を環状に結ぶ高速道路です。北半分は東名阪自動車道として長らく併用されていましたが、2011年3月に高針JCT~名古屋南JCTが開通。残る名古屋西JCT~飛島JCTまでの区間は2020年の開通を目指して事業中です。

引用NEXCO中日本 高速道路の建設情報

並行する国道302号は大型車の割合が多く、しばしば渋滞も発生しています。この区間が高速道路として完成すれば、渋滞の大幅減が期待できると同時に、長らく進めてきた名古屋郊外の環状道路の整備が完了することになり、意義は大きいといえます。

今回お伝えするのは南陽ICから富田IC名古屋西JCT付近までの区間です。両茶橋東交差点から北に向かって歩いていたので、順番に写真を載せていきます。

名二環(富田IC~南陽IC)の建設状況 2019.2

前回から5か月ぶりのレポートです。

いつものように両茶橋交差点からスタートです。長らく変化がありませんでしたが、ついに桁が搬入されています。橋脚上部にも桁設置の準備が着々と進んでいるようです。

その関係で車線が右側に移動しています。この付近は大型車などが多くちょっと窮屈そうですが、それもあと1年半程度の辛抱です。

少し北へ。桁工事が着々と行われています。だんだんと空は狭くなっていきますが、それは工事が進んでいる証拠でもあります。

こちらも工事が本格的に進んでいます。

さきほどの写真から見える歩道橋から。高架橋が途切れることなく続いています。

もう少し北に行くと下部を鉄骨で支えている箇所が多くなります。

こちらも同様です。1年前とはまったく違った景色になっています。

さらに北へ。振り返ってみます。このあたりはまだフレームだけのようです。

国道1号線が近づいてきました。ここは富田IC(仮称)が設けられるため本線と分岐するランプが建設中です。

振り返って南側を見るとランプの様子がよくわかります。左が本線、右がOFFランプです。

国道1号線と歩道橋を飛び越える部分です。その前後の部分は準備がなされておりいくつもの支柱で支えられています。

先程の写真に見えている歩道橋から振り返って南側を見ます。前回取材時とは景色が一変しています。

ここに高架の桁が載ります。次回取材時にはこちらも景色が一変していることでしょう。

今回取材した区間で桁工事に未着手の場所はなく、進捗がさらに進み次の段階に入ってきたことを実感しました。完成目標はあと1年半なので依然厳しいですが、このまま頑張って欲しいですね。

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