4月1日、中部国際空港セントレアの代替滑走路が正式に着工しました。2月17日、開港20周年となる記念の日に国から着工許可、22日には記念の式典が行われていました。
セントレアは長らく1年の滑走路でやってきましたが、メンテナンスなどが問題になっていました。今回代替滑走路が整備されると、発着能力の向上の他、緊急時の冗長性が向上し、完全24時間運用が可能になります。

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今回はスカイデッキからのレポートです。まずこちらが全体を見渡した様子です。右側に滑走路があり、工事が始まっています。
ちなみにセントレアは時間帯によってはこのように飛行機がぜんぜんいない状況になります。以前も書きましたが需要の戻りがやや鈍いのは否定できません。
こちらは拡大してみた様子です。中央に黄色の重機が何台か稼働しており、既存施設を解体しているように見えます。また右側には工事関係かトラックが何台か止まっています。
スカイマークのB737-800、スターフライヤーのA320がタキシング中、そして右にはDHC-Q400がアプローチ中。2本になったからといって発着能力が2倍となるわけではありませんが、離陸待ちとなる場面も新滑走路によって減るでしょう。
完成は2028年3月を予定しています。代替滑走路の整備によるセントレアのさらなる飛躍を期待したいですね。