名古屋プライムセントラルタワーは、隣のブリリアタワー名古屋グランスイートともに、名古屋市交通局那古野営業所の跡地に開発されたビルです。ともに100mあまりのビルで、オフィスとマンションのツインタワーを形成しています。
名駅地区で初となる100m超の本格タワーマンションで、全134戸を供給します。上層階からは名駅の風景が間近で楽しめる場所であり、億ションとして話題にもなりました。
住所 | 西区名駅二丁目2705番 |
高さ | 106.23m |
階数 | 29階 |
敷地面積 | 2,252.94 m² |
建築面積 | 6,039.29 m²(全体) |
延床面積 | 18,435 m² |
竣工 | 2009年 |
建築主 | 東京建物・丸紅 |
設計 | 清水建設 |
施工 | 清水建設 |
全景です。ブリリアタワーは29階ですが、高さ的には隣にある23階のプライムセントラルタワーとほぼ同じに見え、高さのそろったツインタワーとなっています。
開発したのは東京建物です。同社は名古屋ではそれほど積極展開しておらず、この物件が名古屋におけるフラッグシップとなっています。
ここはかつて名古屋市交通局の那古野営業所の跡地です。今はこうしてビルが建っていますが、1階にはバス車庫機能が戻ってきました。そのためマンションの南側にはこのように車庫につながる進入路があります。出庫の際はタワマンの1階からバスが次々と飛び出してくる姿が見られます。
マンションのエントランスは中央やや右にあります。2層吹き抜けでハイサイドライトからの採光がある高級感漂う空間となっています。
エントランス付近は公開空地として広い空間がとられています。ここはタワマン住人でなくとも入ることができます。
もちろん住民専用の共用部も充実。コンシェルジュサービスやパーティールームなど、タワマンとしての一通りの機能はそろいます。19階にはスカイラウンジも設置されています。
南北方向はこのようにかなり幅が狭くなっています。幅広のプライムセントラルタワーと並ぶとスレンダーな姿が余計際立ちます。
白の黒のこの外観はデザイン性が高いと感じます。ナゴヤセンタータワーと少し似ている気もします。
名古屋の他のタワマンと比べて圧倒的に勝っているのは名古屋駅まで徒歩5分という利便性でしょう。他の駅ならもっと駅近の物件はありますが、1日120万人以上が利用する巨大ターミナルまでこの距離というのはここが唯一です。もちろん駅機能だけでなく近隣の大型商業施設や飲み屋街のにぎわいも日常使いできるということです。
もちろん眺望も素晴らしいです。高さはもっと高いタワマンがありますが、名駅の超高層ビル群を間近に眺められるという点ではここの右に出る物件はありません。南向き住戸が多く、日当たりも良好です。
ブリリアタワー名古屋グランスイートは名駅から徒歩5分というアドバンテージを誇る洗練されたデザインのタワーマンションです。ターミナル駅を日常使いし、都会的な生活を送れるでしょう。