三井不動産は栄二丁目にタワーマンションを建設する計画があることがわかりました。規模は24階・82.84m、延床面積は1万弱となる予定です。
最近錦の方で積水のタワマンが明らかになったばかりですが、今度は栄南で三井の計画が動き出します。タワマン
建設地は本町通と三蔵通の交差点の南西側です。既に現地は整地され着工を待つばかりの状態となっています。
このあたりはオフィスビルもありますが近年マンションも増えており、職住混合エリアという感じです。少し歩けば飲み屋含めた飲食店も点在しています。
建築計画の街様子です。敷地に対して建築面積が半分くらいなので残りはパーキング棟や植栽になると思われます。本町通側がタワー、反対側が駐車場やプライベートエントランスみたいな感じでしょうか。
高さと延床面積からみるにタワー自体は比較的細い形状になると思われます。デザインは今後公表されると思うのでそれを待ちましょう。
着工は7月予定となっています。規模、工期を考えて完成は2027年末~2028年のあたりと推測されます。
建築主は三井不動産レジデンシャル。三井は名古屋でもたくさんのマンションをつくっていますがタワマンは初です。市内初のパークタワー誕生となります。
設計者は矢作建設工業となっています。施工者は未定ですがそのまま矢作建設工業となることでしょう。
敷地を少し離れたところから見ます。右に見えているのが広小路クロスタワー、左が御園座で位置関係がわかるでしょうか。
これより東側に行くと歓楽街の色が強まり、北側に行くとオフィス街の色が強まります。ここはちょうど中間的な場所です。駅からも遠くなく、居住環境的には大きな欠点はなさそうな感じです。
都心なので当たり前ですが、周りはビルに囲まれています。眺望的に抜け感があるのは15階くらいからだと思います。
おまけです。先ほどの土地より北に、駐車場として利用されているもっと大きな土地があります。以前数件の雑居ビルがありましたが今は大きな駐車場に。こちらの動向も気になります。
新たに動き出した三井のタワーマンション。最近積水の独壇場になりつつあった名古屋のタワマン界に新風を吹かせることになりそうです。