グランドメゾン池下2期の建設状況 2024.11

グランドメゾン池下2期は、既存のグランドメゾン池下ザ・タワーの西側に建設される予定のタワーマンションです。規模は39階・135.7m、延床面積2.7万程度です。

グランドメゾン池下2期の建設状況 2024.10

前回から1か月振りの取材です。頻度を上げています。

28階~29階に差し掛かっていると思われます。ご存じの通り1期の住民は景観の阻害を理由に2期の30階以上の部分の建設中止を訴えています。このまま行けば今月下旬には30階部分に差し掛かりますがいったいどうなるのでしょうか。11月は注目の月になります。

原告は建設差し止めの根拠として、売買契約違反を挙げています。1期購入時、積水ハウスの販売担当者は眺望の良さをアピールすると共に、隣地に高層建築物は建たないと説明していたとのこと。また原告が実施したアンケートによると、回答した99人のうち原告を含む44人が同様の説明を受けていたとされます。

販売時の音声の録音など確たる証拠があるのかはわかりません。積水側は「周辺環境・景観・日照条件に変化が生じる可能性はあると説明した」と真っ向から反論しています。どのような判断になるのでしょうか。

私の個人的な意見ですが建設差し止めは難しいと思っています。既にタワー2の高層階を契約した人は多数いるはずです。もし建設をやめたらその人々への補償をしなくてはならず、その方が積水ハウスにとって大ごとになると思います。国立で解体したマンションとは規模も全然違います。

それに原告には同クラスの高層階に移転してもらうという方法だってあるはずです。池下2の西側にはさすがに何も建たないでしょう。和解金を払うことにはなるでしょうが、それが軟着陸だと思います。

池下と今池の中間あたりから見た様子です。デザインの違う1期と2期、そしてサンクレアが少し顔をのぞかせています。

完成は2025年9月の予定です。

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