岐阜駅北中央西地区再開発の解体状況 2024.8

岐阜駅北中央西地区再開発は駅前の老朽化した商店街を取り壊し、34階130m級の高層タワーマンションを建設する再開発計画です。隣接する東地区も同クラスのタワマンを建設予定であり、ツインタワーを成すことになります。

2022年2月頃に明らかになり、約1年後に組合設立。施工者なども詳細情報も出てきました。現在は新ビル建設に向けての解体工事が始まっています。

岐阜駅北中央西地区再開発の解体状況 2024.2

前回から半年ぶりの取材です。

現在の様子です。特に変わったようには見えません。一部では縮小のうわさもありますがどうなんでしょうね。規模維持なのか縮小なのかわかりませんが設計は進んでいると思われます。

ちなみに原案の規模は34階130m級で延床44700平米です。左奥のスカイウイングに迫る大きさです。

アーケードの中です。営業している店舗はありません。前通った時は1店舗くらいあった気がしますが今回は完全に閉まっていました。

看板は残っています。かつて繊維産業で栄えたのがよくわかります。しかし今となっては衰退が進んでいます。先日の高島屋撤退も痛いところでした。

高島屋と言えば先日、JR名古屋高島屋が岐阜に出張店をつくる構想があると報道が流れました。百貨店なき岐阜の受け皿を目指すとのことです。エリアは岐阜駅周辺を考えているようで、規模的にこの再開発の低層部がいいのではと思いました。かつて話題にあった大学誘致もとてもいいですが、やはり商業ができれば賑わいもより増します。

最後は敷地東側から見た敷地の様子です。奥のタワマンとの対比が印象的です。再開発後はここもタワマンの谷間の場所になります。

新しいツインタワーの完成で岐阜駅前にふさわしい景観と賑わいが生まれることを期待したいと思います。

完成は2028年の予定です。

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